0208
謙虚になろうとしている
謙虚になろうとして、自分はまだまだだめなんだと思い込もうとしている
自分はこんなにも恵まれた境遇にいながら
もっと苦しい状況にいる人たちよりも楽な状況にいながら
それでもいつもつねに何かに不満をもっている
ぐちぐちしている
ちょっとしたことで、小さなことで、ほかから見れば大したことのないことで、弱音をはいている
もっと苦しい状況にいながら、耐えて乗り切ろうとしている人はいるだろうに
自分は小さなことで同様しすぎている
そんなふうに自分を評価している
小さなことですら動揺している自分
もっとなにかあったときには、どうなってしまうことだろう
どうせなら、もっと大きなことで動揺したり、弱音をはきたいものだ
そんなふうに思った
でも、もしかしたら、そんな大きなことがおこったとして、
そのとき私は全く動揺しないかもしれない、とも思った
ほかの人が動揺するようなおおごとがおきても、私は全く動揺しないのかもしれない
そういう、基準が違うのかもしれない
だとしたら、私にとっては、一般的なおおごとよりも、今私にふりかかっている小さな出来事のほうに弱音をはいてしまう、そういう私にとっての弱点なのだ
ほかの人にとっては平気なことが、私にとっては弱点なのかもしれないのだ
ほかの人にとって弱点なことが、私にとっては大したことないものとして過ごせるかもしれないのだ
だとしたら、今私が小さなことで苦しんでいる、と自分で思ったけれど
それも、自分にとっては大きな苦しみになっているわけで
それは自分につりあっている、自分にふさわしい苦しみ、自分が持つべき苦しみ、対面すべき苦しみとして
受け入れていったほうがいいのかもしれない
苦しみの出来事を客観化することはきっとできないのに、私はそうしようとしていたんだと気づいた